大手企業サイトを手がけるアートディレクターが語る、インタラクティブコンテンツのプランニング

藤原連太郎
名前
藤原連太郎
肩書き
Art Director
Designer
所属
HEAD LIGHT.
URL
http://www.hdlt.jp
肩書きは、アートディレクター・デザイナーと言う事ですが、具体的にはどのようなお仕事をされていますでしょうか?
主にWebをメインとして動いていますが、過去にDTPの経験もあるため印刷物を作成することもあります。 Webのなかでもキャンペーン・プロモーションのコンテンツを企画段階から携わり、デザインを制作するところまでが最近の主な役割となっています。 そのサイトの役割は、何を表現するべきか、どういう技術で実現するのか、デザインのトーン&マナー、撮影時におけるフォトグラファーへの指示、BGM制作における指示、などオーサリングやコーディングと言った実装の前工程を担当しています。
藤原連太郎
大手企業サイトなどのプラン二ングなども行っているとお伺いしましたが、ご紹介いただける実績などありましたらご紹介ください。
東芝の[20xc]というSDメモリのサイトの企画から画面デザインの構成まで担当させていただきました。具体的には以下のような内容になります。

20xcトップ画面

  • 企画(「何をやろうか」というゼロ地点からのスタート)
  • アートディレクション(絵コンテ制作、サイトのトンマナ決定、CG監督への指示、サウンドクリエイターへの指示など)
  • デザイン(画面デザイン)
ゼロベースからの企画という事ですが、企画作成のための考え方,発想方法はどのようにしていますか?
マンガやアニメをよく見ており、その部分からのインスパイアが今非常に役に立っています。特に最近のアニメの画とストーリーの作り込みは素晴らしくUIの作り込みなど参考になるところは多いです。
クライアント(東芝)からの要望と発想についてご紹介ただけますか?
近い将来、2TBまでに容量が増えるメモリーカード「SDXC」を中長期にわたってブランディングしてほしい。その中でも超大容量・超高速転送というまだ誰も体験していない未知の領域であることをTwitterなどのSNSと連動したコンテンツとしてほしい、と東芝様と外部クリエイティブディレクターからオーダーがありました。
その性能やポテンシャルがユーザーに取って未知の領域であることから我々が未だ解明できていない 宇宙空間に放出し、そこで新たなユーザーがSDXCと出会い、今は自分の知るモノではないがとにかくすごい! という感覚を持ってもらうために舞台を謎の施設であり、宇宙としました。
いくつかのプランを考えて今回のものに決定された決めてはなんでしょうか?
色々出した中でこの案が最も壮大であり未知なイメージを訴求できるために まさにSDXCの限りない可能性と言う部分で近い、ということで選ばれました。
可能でしたら作られた絵コンテなどお見せいただけますか?
最後に、プランナーとしてこだわっている事はなんですか?
他の人が考えないこと、というのはいつも頭の片隅においておくようにしています。 サイトを見た人が「なんでやねん!」と突っ込みを入れたくなるような良い意味でのギャップが生まれるような企画にこだわっています。

インタビュアーからひとこと

クライアントからの要望をビジュアル化するアートディレクター藤原さんの発想方法をご紹介いたただきました。今回は、ゼロベースからの案件を紹介をしていただきました。
ユーザーが体験する世界をひとつ一つ作り上げる世界感は素晴らしく実際のサイトも映画を見ているかのごとくクオリティも優れています。

質問コーナー

  • 今後、注目されているウェブの技術はありますか?
  • Flashに依存することのない、JS、CSS、HTML5によるインタラクティブコンテンツ。
  • 最近読まれた書籍でおもしろかったものをご紹介ください。
  • 「宇宙兄弟」「デッドマンワンダーランド」「刻刻」
  • 1ヶ月に何本の映画を見られますか?
  • 1〜2本でしょうか。
  • 一番好きな映画はなんですか?
  • 風の谷のナウシカ
  • お休みはどのように過ごされる事が多いですか?
  • バイクに乗ったり、夜は飲み歩いています。

次のご紹介者

塚本 一真さん
1rippleインタラクティブ デザイナー